第6回 パソコンで絵を描こう!~ドット絵の描き方~
普段、絵を描かない人が絵を描こうとすると、絵の具を用意したり、絵を描くスペースを確保したり、けっこう面倒なことが多いですが、パソコンが一台あれば、気軽に絵を描くことができます。絵の具が乾かないとか、水をこぼすなどの心配も要りません。本格的なソフトを使えば、油絵や水彩画を描くこともできますが、今回は、お金も手間もかけないで、ウィンドウズに標準で入っている、ペイント(「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ペイント」で起動します)というソフトを使って、ドット絵を描いてみましょう。
ドット絵というのは、昔のファミコンの絵のようなものです。立体感を出すときに物の形に光と影を入れるのは紙に描く絵と同じです。大きく違うのは、ドット絵が、拡大するとタイルをひとつひとつ並べて作るような絵であるため、少なく単純化した色で描くので、描いているときと実際の絵の印象が変わるということです。
ドット絵をイメージできた人もできない人も、まずは、描いてみましょう。

まず、画面の大きさを決めます。「変形」→「キャンバスの色とサイズ」を選び、幅16、高さ16、単位はピクセル、色はカラーに設定します。いきなりの大作でもよいのですが、まずは、小さな絵から始めてみましょう。

次に、描きやすいように拡大表示します。「表示」→「拡大」→「拡大率の指定」を選び、800%に設定します。「グリッドを表示」も選んでおくとマス目が表示されて、描きやすくなります。

左のように表示されれば、設定完了です。

「鉛筆」ツールを使って、色は赤を選び、りんごを描いていきたいと思います。 「鉛筆」だけで、全部描いてもよいですし、「鉛筆」で輪郭を描いて、「塗りつぶし」で塗りつぶしてもよいです。

次に影を描きます。 「色」→「色の編集」で「色の作成」を選び、少し暗い赤を選びます。

りんごの芯のくぼみと、右下に影をいれます。 (今回は、左上から光が当たっているように描きます。)

りんごの赤と影の色の中間の赤を選びます。

影にグラデーションをつけて、やわらかい感じにするために、元の赤と影の赤の境界線の辺りを塗ります。
【上手に見せるポイント】
影を2色以上使って描くときれいに見せることができます。

緑で葉っぱを描きます最後に白でハイライトを入れれば、りんごの完成です
これが、完成したりんごの原寸です。→
こんな小さな絵ですが、れっきとしたCG(コンピューターグラフィック)です。ファイルの種類をGIFで保存すれば、ホームページやブログで絵文字として使うこともできます。
【使用例1】
「今更ですが、ダイエット始めました。」
【使用例2】
前回の宝探しゲームのお宝に、こんなメールファイルを置いておくのも楽しいかもしれません。Outlook Expressなどのメールソフトでリッチテキスト形式で作り、画像の挿入を使うと、描いた絵を絵文字として使うことができます。

ドット絵は、なかなか学校では教えてもらえないので、是非、お子さんにも教えてあげてください。