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紅於さんへの12の質問
1 受賞を聞いたとき、どう思いましたか? そして、今はどんなふうに思っていますか?
   もっと上手な人がいっぱいいそうだったので、本当に自分でいいのかな、と不安になりました。大賞なんて自分には大きすぎる、とも思っていたので、本当にうれしいと思えるようになったのはその次の日ぐらいからです。今もまだ、じわじわと喜びが湧いている途中です。
2 ご家族の人はどんなふうにいってくれましたか?
   母は「うそ!なんで?!」、兄は「やっぱりな」でした。父には夕食のときに伝えました。とても喜んでくれましたが、「自分でいいのかな、っていうその気持ちをずっと持ち続けていた方がいい。もっと上手に書ける人が世の中にはたくさんいるのだから……」と、おめでたい話なのになぜかお説教モードになりました(笑)。
3 何をきっかけに、どうして応募しようと思いましたか?
   3年生のときから物語を書いていました。4年生のとき、新聞で「12歳の文学賞」を知った母が、「それなら応募してみたら?」とすすめてくれましたが、結局、書き終わらずに面倒くさくなってやめてしまいました。5年生のときもあまり満足できるものが書けなくて、自分では応募しないことに決めました。でも母が「せっかくだから」と送ってくれて、それが思ってもいなかった奨励賞をいただいたので、少し自信がつきました。それで、今回は自分の力を試してみたいと思って応募しました。

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4 どんなふうにアイディアを思いつきましたか?
   家族で石垣島に旅行したときに、ホテルの塀にとかげがいて、それがかわいかったので、とかげをお話に書きたいと思いました。
5 いつ書き始めて、完成までにどのくらいかかりましたか? 受賞作を書き上げたときどんな気分でしたか?
   7月の終わりに石垣島に行って、帰ってからすぐ書き始めました。勉強やバレエの練習の合間に毎日少しずつ書き、夏休みの終わりにだいたい書き上がりました。9月は修学旅行とバレエの発表会で忙しくなるとわかっていたので、「あとは書いたのを修正するだけで、大きなことはしなくていい」と思ってほっとしました。9月に入ってから読み返して、少しずつ直しました。
6 受賞作で気に入っているところはどんなところですか?
   青池さんの部屋の様子が気に入っています。ごちゃごちゃしていない、シンプルな部屋にあこがれます。

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7 受賞作で苦労したところはどんなところですか?
   最後のところをどうするか、悩みました。黒い服の男ともちたのなぞをどうするか、颯子さんと男はどういう関係なのか、いろいろ考えましたが、結局、「これ!」というのが思いつかず、なぞ解きはしないことにしました。
8 普段から小説を書いてますか? 今まで何作書きましたか? それはどんな作品ですか?
   書いています。完成しなかったのや国語の授業で書いたのを含めると、『もちた』までに、7、8作は書いたと思います。『もちた』の後に短い話を2作書きました。ペガサスを夢見る女性のお話と、悪魔とマッチ売りの少女のお話です。
9 学校の作文や読書感想文は得意ですか?
   苦手ではないですが、あまり好きではありません。テーマが決まっていたり、最初に構成を書かなくてはならなかったり、自由がないし、ちょっと面倒くさいです。

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10 今後、小説にどう接していこうと思っていますか? 次に書くとしたら、どんな作品を書きますか?
   読むことに関しては、「お友達からはじめましょう」という気持ちです(笑)。幅広くいろんな小説とおつきあいしていきたいです。自分が書く物は、やっぱり不思議系で、友情など、もう少し深い人間関係を入れてみたいと思っています。
11 どんな本や作家が好きですか?
   いっぱいありすぎて書ききれません。本を読んで面白いと思ったら、その作者はみんな好きになります。シリーズでは、『しゃばけ』の畠中恵さん、『夢水清志郎』のはやみねかおるさん、『ぼくらの…』シリーズの宗田理さん。本を挙げるなら、小川洋子さんの『博士の愛した数式』、吉本ばななさんの『TUGUMI』、三浦しをんさんの『まほろ駅前多田便利軒』が好きです。
12 自分の作品を読んでくれる人たちへのメッセージをお願いします。
   まず、ありがとうございます。たくさんの人に自分の書いた物を読んでもらえるのは、やっぱり嬉しいです。
もし、どこかで白いとかげを見かけるようなことがあったら、そーっと観察してみてください。何か不思議なことが起こるかも知れません。
  これから応募しようとしている人たちへメッセージ
宮井さんとお兄さん  私はたまたま大賞をいただけましたが、これから応募しようとしている皆さんと同じごく普通の小学生です(「オレは普通じゃねぇ、天才だ!」という方がいたらごめんなさい)。今、私も新しいお話の構想を練っているところです。書き上がるまで、お互い頑張りましょう。