Chapter 3
子どもと親とで交わす安全・5つの約束

何よりも、親子で「話し合う」「把握し合う」ことが大切

【解説】

もっとも基本的なことは、「情報を親子で共有」することです。子どもがいま、どこで何をやっているのか? 何か問題を抱えていないか?を常に把握しておくことによって、親は適切な助言をすることが可能です。

いつでも親と子で話し合えるように、普段からのコミュニケーションづくりが大切といえるでしょう。

やくそく1にかおかしなことや、嫌なことがあったら、必ずお父さんお母さんに話す」
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子どもは、犯罪の被害にあったとしても、恥ずかしいと思ったり、自分が悪いと思ったりして、話さないでいることも少なくありません。もし、子どもの様子におかしいところがあったら、決して叱ったりせずに、優しく話を聞いてあげましょう。

また、もしも何かおかしなことがあったら、必ず話すように教えておきましょう。このとき「お父さんやお母さんが必ず守るから大丈夫だよ」と安心させるのが大事です。子どもが不安がらないように、過剰な反応をしないよう心がけましょう。いきなり「どうしてそんなに危ない場所へ行ったの!」などと叱ってしまっては、子どもが何かを話すことに躊躇するようになってしまうかもしれません。

やくそく2んじょの人や、友だちのお父さんお母さんと会ったらあいさつをする」
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近所の住民が見ているそばで、不審者が子どもに声をかけるということはほとんどありません。近所の大人たちに子どもへの関心を持ってもらうことで、防犯の意識も高まり、結果として犯罪に巻き込まれる可能性も低くなります。近所の人や友だちのお父さんお母さんにあいさつをして、できるだけ大人にかわいがってもらえるようにしましょう。

親としても自分の子どもだけでなく、周りの子どもへも関心をもち、地域全体での防犯を心がけましょう。

やくそく3いごになったら、お巡りさんやお店の人に助けてもらう」
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街なかで迷子になってしまった場合、その近くを歩いている人に助けを求めてはいけません。必ず近くの交番や子ども110番の家に行かせるようにしましょう。もし、交番や子ども110番の家がなかった場合は、近くのコンビニやお店に行って助けてもらいましょう。

やくそく4らない人に声をかけられても絶対についていかない」
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子どもを狙う犯罪者の多くは、お菓子やおもちゃをあげると言ってきたり、「送ってあげる」と言って車に乗せようとしたりするケースが多いです。もしも、知らない人にこうやって声をかけられたら、絶対に近寄らずにきっぱりと断るように約束しましょう。

最近では、顔見知りの人に狙われるケースもあります。もし顔見知りの人が「お母さんが入院した」などといって車に乗せようとしても、家族以外の車には絶対に乗らないように指導しましょう。

やくそく5のしく遊ぶには『誰とどこに行って、何時に帰るか』をいう」
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親にとって、子どもの居場所がわからないことが何より不安です。もしも何かが起きてしまったときに、すぐ対応できるようにするためにも、子どもに「誰とどこに出かけて、何時に帰るか」をしっかり報告させる習慣をつけましょう。

また、親が留守中にどこかへ遊びにいくときも、行き先と帰る時間をメモさせるようにしましょう。約束の時間を過ぎそうな場合は必ず連絡すること、時間を15分過ぎたら連絡することなど、細かい約束を決めておくことも大切です。