Chapter 7
携帯電話校内持ち込み申請書・書き方テンプレート

携帯電話を持たせたいけど、学校が禁止しているから持たせられない…。そんな悩みも聞きますが、「必要な理由」をきちんと説明できる「申請書」を提出すれば、持ち込むことが可能になる学校もあります。申請用紙や、記入フォーマットが決まっている学校もありますが、ここではごく一般的な記入フォーマットをダウンロードできるようにしています。もし、学校にこのような申請書がない場合はご活用ください。

携帯電話校内持ち込み申請書サンプル(docファイル)をダウンロード

携帯電話の必要性を学校側に伝える際のポイントは「なぜ必要なのか」の明確な理由を提示することです。以下のような理由の中から、当てはまるものを具体的に書いておくとよいでしょう。

  • 電車やバスなどの交通機関を使って遠距離通学をしている。
  • 比較的安全な通学路ばかりではなく、危険と思われる区間を通らなければならない。
  • いっしょに登下校できる子が近所におらず、1人になる区間が長い。
  • 通学途中に交番、コンビニ、子ども110番の家などがない。
  • 通学途中に公衆電話がない。
  • 登下校ルートで事件・事故の前例がある。
  • 不審者情報が聞くことが多い。
  • 携帯電話で危険回避できた前例・実例がある。
  • 家庭の事情により、下校途中で保護者と待ち合わせなければならない。

ただし、学校への持ち込みを申請するなら、同時に守るべきルールも決めておかなければなりません。防犯のために携帯電話が必要なのは登下校時で、学校にいる間は、不要なものです。

申請書が用意してあったり対応を決めてある学校では、携帯電話を預るケースが多いようですが、そうでない場合は、子ども自身が保管することになり、以下のようなトラブルも考えられます。

  • 休み時間などに携帯電話を使ってしまう。
  • 授業中に着信音やアラームが鳴る。
  • 学校内で携帯電話を紛失してしまう。
  • それを探すためにクラス全員が手伝うことになってしまう。
  • 紛失・破損時の責任問題に発展。

安全のために持たせた携帯電話で、学校や周りの児童に迷惑をかけることは避けなければなりません。それが原因で、せっかくの持ち込み許可が取り消されてしまっては元も子もありません。

以下のような「約束」を絶対に守るよう、子どもとよく話し合っておきましょう。

  • 登校直後に電源を切り、在校中は携帯電話に触れない。
  • 在校中は、他の児童の目に触れない場所・方法で保管する。
  • 携帯電話の機能を、あらかじめ居場所確認と通話限定に設定しておく。
  • 在校中は、緊急時の連絡にも携帯電話を使用せず、先生にお願いする。
  • 在校中の紛失・損傷等については,保護者の責任において対処する。

同時に、保護者自身もよく自覚しておきましょう。

さらに、学校以外だからといって、好きなだけ携帯電話を使わせるのも考えもの。夢中になることで交通事故などの危険を招くこともあります。

小学生に携帯電話を持たせること自体、いまだに賛否両論ありますが、持たせる以上は正しく使いこなせるように、きちんとルールを決めることが大切です。