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子どもの安心コラム

第5回:
子どもにスカートをはかせる時はスパッツなどで自己防衛を

小学生になると、公園遊びやお友だちのお家へも自分一人で行き来するようになり、ぐっと行動範囲が広がります。ちょっとさみしいし心配ですが、これも子どもの大切な成長の過程です。

そこで、親子で話し合っておきたいのが「帰宅時間について」。

5時にチャイムやサイレンが鳴ったり、♪夕焼け小焼けのメロディが流れたり…と、地域によって違いはありますが、時計や携帯電話を持たないお子さんでも時間がわかるように知らせてくれるしくみがあると思います。

春から夏にむかってどんどん日没時間も遅くなり、7時近くまで明るい時期もありますが、「5時のチャイムが鳴ったら帰ること」などのルールを決めて、ぜひ明るいうちに早めに帰宅する習慣をつけましょう。連絡用に携帯電話を持たせる場合は、帰宅時間を知らせるアラームをセットしておくのもいい方法です。

また、下校後子どもだけで外出する際は、行き先と同行するお友だちの名前などを聞いておきましょう。あまり遠くの公園などには行かないよう、子どもだけで行っていい範囲を親子で決めておくようにしたいですね。できれば、実際に足を運んで行き帰りの道や公園内に危険な箇所はないかチェックすればより安心です。

最近は個人情報保護の問題などで、クラス名簿を配布しない学校も多いですが、お子さんがよく遊ぶお友だちとは連絡を取れるよう、保護者の方と顔見知りになって連絡先を交換したいものですね。

また、これから暖かくなってくるにしたがって、痴漢や変質者の出没も増えます。

子どもたちも薄着になりますので、対策が必要です。最近はいわゆる“ロリコン”な人もいますから、「うちの子はまだ小さいから」と安心してはいられません。

スカートを履かせる時は必ずスパッツなどを履かせて下着が直接見えないようにする、薄手のTシャツを着せる時は乳首が透けて見えないようにキャミソールタイプの下着やジュニア用のソフトブラジャーを重ねるなどの工夫が必要です。(発達が早いお子さんだと小学校低学年から乳房のふくらみが目立ち始めることもあります)。

最近は、わいせつやストレス発散目的で、抵抗できない小さな子どもを狙っての通り魔被害も起きています。男の子でも安心はできません。

「怪しい人を見たら近寄らない」「大きな声を出して逃げる」というような、とっさの時の対処法も教えておきたいものですね。

文/いちばゆみ

参考:CAP(子どもへの暴力防止プログラム)
http://www.cap-j.net/

CAPとは、子どもたち自身が人権意識をしっかりと持ち、暴力から自分の身を守るための知識や技能を持つことを目的としたプログラムです。自治体や学校のPTA主催などで、CAP講座が開催されることも増えています。機会があればぜひ参加しておきたいですね。

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