新「小一ママ」意識調査レポート(2)

2010年12月21日
小学館『小学一年生』編集部

イマドキの入学準備に「防犯グッズ」は欠かせません!

★入学準備品ベスト3に、「防犯グッズ」がランクイン!
1位「ランドセル」、2位「学習机」、そして3位が「防犯グッズ」!
★12年前のベスト3から大きく様変わり!
かつては、1位「ランドセル」、2位「靴」、3位「洋服」、でした。
★「防犯グッズ」について、多くのママが「昔に比べて重要」だと
思っています!
重要性が増したと思う入学準備品のナンバー1です。
★イマドキの「防犯グッズ」には、「警備員の現場急行サービス」も
欲しいのです!
「防犯ブザー機能」、「GPS機能」に次ぐ第3位でした。

小学館「小学一年生」編集部は、2011年4月に小学校入学を迎える子どものママを対象に、子どもの防犯についての意識調査をしました。

今回は、その調査結果の中から「入学準備品」について注目してみました。

子どもの小学校入学を控え、他社と比較するなど熟慮して慎重に選ぶ準備品のトップ3は――

1位:ランドセル
89.0%
2位:学習机
76.8%
3位:防犯グッズ
65.0%

ちなみに、12年前に実施した同類の調査では――

  • 1位:ランドセル
  • 2位:靴
  • 3位:洋服

――このように、「防犯グッズ」がトップ3に入ってきたのが特徴的です。この様変わりの理由は、子どもが被害者となる事件などによって、親や地域の防犯意識が高まったことが背景にあると思われます。

また、ママが子どもの頃や、上の子どもの入学時等と比べて、より重要性を感じる入学準備品についても質問したところ、トップ3は――

1位:防犯グッズ
69.2%
2位:ランドセル
52.2%
3位:筆箱
36.2%

「防犯グッズ」が大きく差をつけ第1位になりました。ここでも子ども被害犯罪に対するママたちの防犯意識が高まっている傾向がうかがえます。

さらに、「防犯グッズ」にあったら良い(必要)と思う機能について尋ねたところ――

1位:防犯ブザー機能
97.0%
2位:位置確認(GPS)機能
88.6%
3位:警備員の現場急行サービス
85.2%

――といった「高機能防犯サービス」がランクイン。「防犯グッズ」に高機能を求めるママたちが多いがこと明らかになりました。

今回の調査結果について、小学館『小学一年生』編集長塚原は次のようにコメントしています。

小学館『小学一年生』 塚原伸郎編集長

小学館『小学一年生』 塚原伸郎編集長

昔も今も、子どもを安全に守ってやりたい、事故や事件に巻き込ませたくないという親の気持ちに変わりはありません。

変わってきているのは、子どもの安全を「漠然と願う」だけではなく、「そのためにできることを積極的にやりたい」と考える、親の意識です。

防犯グッズは最近大きく進化してきています。そんな高機能の防犯グッズを用いて子どもの安全をより高いレベルで守りたいと考える親が増えているのです。

もちろん子どもの安全を守るのは、親の意識と防犯グッズだけではありません。

家庭と地域、学校、行政が協同して、子どもたちを守る社会を作っていくことが重要です。そのような社会こそが、子どもだけでなく大人も高齢者もすべての人が安心して暮らせる社会、幸福度の高い社会であるといえるでしょう。

【調査結果まとめ】

入学準備品の「ベスト3」は、「ランドセル」「学習机」「防犯グッズ」
購入ママが慎重に選ぶ入学準備品 第1位「ランドセル」、第2位「学習机」、第3位「防犯グッズ」

子どもの小学校入学に際して、慎重に選ぶ準備品について質問したところ、第1位「ランドセル」(89.0%)、第2位「学習机」(76.8%)に続き、第3位には「防犯グッズ」(65.0%)がランクインしました。また、第4位には同率で「辞書」と「フォーマルウェア」(57.2%)、第6位には「図鑑」(50.0%)があげられます。

高まる安全・防犯意識、「知りたい」が満たされない情報化社会のジレンマ
80.4%のママが防犯に関する「情報不足」を感じている

子どもの安全に関わる情報をもっと知りたい(情報が足りない)と思うかについて質問したところ、「もっと知りたい(情報が足りない)」と回答したママは80.4%いました。

子どもの防犯への不安が高まる反面、防犯に関する情報が足りていないと思っている課題が明らかになりました。

12年前の「ベスト3」から様変わりした最新事情

「入学時の購入予定のものベスト10」(1998年調査)では、1位「ランドセル」、2位「靴」、そして3位「洋服」となっており、今回調査と比較すると「ベスト3」の変遷がうかがえます。この背景には、少子化が進み小学校に入学する子どもの数が減少。それに伴い「ランドセル」や「学習机」の市場規模も減少。その一方で、子どもが被害者となる事件などにより、親や地域の防犯意識が高まり、「防犯グッズ」をはじめとした「子ども向け防犯用品・サービス」の市場規模が拡大していったことが、様変わりの背景にあったことがうかがえます。

(ママが子どもの頃や、年齢が上のお子さんの入学時など)以前に比べて重要性をより感じる 入学準備品 第1位は「防犯グッズ」(69.2%)

ママが子どもの頃や、年齢が上のお子さんの入学時等と比べて、重要性をより感じる入学準備品について質問したところ、第1位には「防犯グッズ」(69.2%)、第2位「ランドセル」(52.2%)、第3位には「筆箱」(36.2%)がランクインしました。「防犯グッズ」が2位以降に大きく差をつけ第1位となる結果から、子ども被害犯罪に対するママの防犯意識が高まっている傾向がうかがえます。

「防犯グッズ」にあったら良い(必要)と思う機能トップ3
第1位「防犯ブザー機能」、第2位「位置確認(GPS)機能」に続き、第3位には「警備員の現場急行サービス」といった“高機能防犯サービス”がランクイン。

「防犯グッズ」にあったら良い(必要)と思う機能について質問したところ、第1位「防犯ブザー機能」(97.0%)、第2位「位置確認(GPS)機能」(88.6%)に続き、第3位には「警備員の現場急行サービス」(85.2%)といった“高機能防犯サービス”がランクインしました。「防犯グッズ」に高機能を求めるママが多い実態が明らかになりました。

【小学館 新小学1年生に関する母親の意識調査 調査概要】
調査期間:
2010年11月13日(土)~11月17日(水)
調査方法:
インターネット調査
調査対象者:
2011年4月に新小学一年生になる子どもの母親(全国の20~40歳の女性)※未既婚は問わない
携帯電話の所有者
※上記条件に合致する対象者をスクリーニングして抽出
※属性別などのサンプル割付は行わない
有効回答数:
500サンプル
調査内容:
-小学校入学を控えた子どもの防犯・安全に関する意識
-『防犯グッズ』を子どもに持たせたいか(意向)

小学館 小学校入学を控えての準備品に関する母親の意識調査
〜参考資料〜

入学時の購入予定のもの
(1998年調査)

出典:「入学の心得」(小学館『小学一年生』調べ)
1位ランドセル
2位
3位洋服
4位
5位鉛筆削り
6位サブバッグ
7位目覚まし時計
8位図鑑・辞書

入学準備品ランキング
(2010年今回の調査)

1位ランドセル
2位学習机
3位防犯グッズ
4位辞書
4位フォーマルウェア
6位図鑑
7位筆箱
8位水筒

小学1年生数の推移
出典:文部科学省「学校基本調査」

小学1年生数の推移

子ども向け防犯用品・サービスの市場規模(小売金額ベース)
出典:(株)矢野経済研究所「子供市場総合マーケティング年鑑2010年版」

子ども向け防犯用品・サービスの市場規模(小売金額ベース)

注.予測値は2010 年6月現在

ランドセルの市場規模(小売金額ベース)
出典:(株)矢野経済研究所「子供市場総合マーケティング年鑑2010年版」

ランドセルの市場規模(小売金額ベース)

注.予測値は2010 年6月現在

学習机の市場規模(小売金額ベース)
出典:(株)矢野経済研究所「子供市場総合マーケティング年鑑2010 年版」

学習机の市場規模(小売金額ベース)

注.予測値は2010 年6月現在